Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


8.2.12 Managementイベント発行用メッセージIDリストファイル

〈この項の構成〉

(1) 形式

次の形式で指定します。

[<インジケータ>]<メッセージID>

(2) ファイルの格納先

格納先およびファイル名称は任意です。ファイル名には次の文字が使用できます。

英数字,ピリオド(.),円符号(\),コロン(:),プラス(+),またはハイフン(-)

(3) 機能

Managementイベントとして通知するメッセージIDを定義します。

(4) デフォルト

Managementイベントとして通知するメッセージIDのデフォルトを次に示します。

表8‒2 Management発行用メッセージID(デフォルト)

機能

監視対象

メッセージID

リソース枯渇監視

メモリ使用状況

KDJE34500-W

ファイルディスクリプタ数

KDJE34520-W

スレッド数

KDJE34540-W

スレッドダンプファイル数

KDJE34580-W

KDJE34581-E

HTTPリクエスト実行待ちキュー(Webアプリケーション単位およびデフォルトの実行待ちキュー)

KDJE34621-W

HTTPセッション数

KDJE34640-W

コネクションプールの使用状況

KDJE34660-W

KDJE34661-W

J2EEアプリケーション実行時間監視

J2EEアプリケーション実行時間

KDJE52702-W

KDJE52703-W

KDJE52705-W

KDJE52713-E

コネクション障害検知

コネクション障害検知のタイムアウト

KDJE48602-W

コネクション管理スレッド

KDJE48603-W

FullGC回数の監視

FullGC回数

KDJE53850-W

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の上限しきい値

KDJE53860-W

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の下限しきい値

KDJE53861-I

クラスタコネクションプール(互換機能)

コネクションプールの状態

KDJE49650-I

KDJE49653-I

KDJE49655-E

KDJE49657-E

KDJE49660-I

KDJE49663-E

KDJE49664-E

KDJE49669-E

コネクション管理スレッド

KDJE49671-I

Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の監視

Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数

KDJE53862-W

KDJE53863-I

KDJE53864-W

KDJE53865-I

KDJE53866-W

KDJE53867-I

KDJE53868-W

KDJE53869-I

(5) サンプル

サンプルを次に示します。

KDJE34580-WとKDJE34660-WをManagementイベントとして通知しない場合

# Monitoring of resources
# : Status of memory(Java Heap)
KDJE34500-W
 
# : Number of file descriptors
KDJE34520-W
 
# : Number of threads
KDJE34540-W
 
# : Number of thread dump files
-KDJE34580-W
KDJE34581-E
 
# : Number of HTTP requests in queue
KDJE34621-W
 
# : Number of HTTP sessions
KDJE34640-W
 
# : Status of connection pool
-KDJE34660-W
KDJE34661-W
 
# Monitoring of execution time of user program
KDJE52702-W
KDJE52703-W
KDJE52705-W
KDJE52713-E

なお,ファイルを作成する場合は,次のManagementイベント発行用メッセージIDリストファイルの雛型を参照してください。

(6) 注意事項