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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


8.2.5 mngagent.<実サーバ名>.properties(運用監視エージェントプロパティファイル)

〈この項の構成〉

(1) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

運用監視エージェントのプロパティファイルです。

(2) ファイルの格納先

(3) 運用管理ドメインおよび運用監視エージェントの名称設定で使用できるキー

指定できるキーとデフォルト値を次に示します。これらのキーに設定したドメイン名およびエージェント名は,ログファイル名のデフォルト値として使用されます。

キー名称

内容

デフォルト値

mngagent.domain_name

運用管理ドメイン名を,文字列で指定します。使用できる文字はASCII文字の英数字(A〜Z,a〜z,0〜9),アンダースコア(_),およびハイフン(-)です。

なし

mngagent.agent_name

該当ノードの論理サーバ名を,文字列で指定します。使用できる文字はASCII文字の英数字(A〜Z,a〜z,0〜9),アンダースコア(_),およびハイフン(-)です。

なし

(4) ログ・トレースの設定で使用できるキー

指定できるキーとデフォルト値を次に示します。

キー名称

内容

デフォルト値

mngagent.log.filename

ログファイル名を指定します。空文字列や空白文字を指定した場合,ログは出力されません。実際の出力先ファイル名は,指定したファイル名のあとに「.n.log」が付きます(nは1〜4)。

  • Windowsの場合

    <manager.cfgのcom.cosminexus.manager.log.dir>\mngagent-ドメイン名-Agent名

  • UNIXの場合

    <manager.cfgのcom.cosminexus.manager.log.dir>/mngagent-ドメイン名-Agent名

mngagent.log.filesize

ログファイル一つ当たりの上限サイズ(バイト)を,4096〜2147483647で指定します。範囲外の値を指定した場合は,65536を仮定します。

65536

(5) 通信ポートおよびIPアドレス固定による運用の設定で使用できるキー

指定できるキーとデフォルト値を次に示します。

キー名称

内容

デフォルト値

mngagent.connector.port

運用監視エージェントの通信ポートを1〜65535までの整数で固定します。ポート番号は,ほかのプログラムなどと重複しないようにしてください。このプロパティを設定しない場合は,vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.portに定義された値が設定されます。

vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.portに定義された値

mngagent.connector.host

任意の値を指定して,運用監視エージェントのIPアドレスを固定します。

このプロパティを設定しない場合は,vbroker.se.iiop_tp.hostに定義された値が設定されます。

vbroker.se.iiop_tp.hostに定義された値

(6) 注意事項