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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


5.2.1 usrconf(サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル)

〈この項の構成〉

(1) 形式

シェルスクリプトファイル形式のファイルです。

次のようにキーを指定します。

set <キー名称>="<値>"

(2) ファイルの格納先

/opt/Cosminexus/CC/admin/usrconf/

(3) 機能

サーバ管理コマンドを実行するJavaVMの起動オプションを指定します。なお,このファイルは,UNIX用です。

(4) 指定できるキー

指定できるキーとデフォルト値を次の表に示します。

キー名称

内容

デフォルト

USRCONF_JVM_ARGS

指定されたオプションを使ってJavaVMを起動します。次のJavaVMのオプションを指定できます。

  • -Xms<size>

  • -Xmx<size>

  • -Xss<size>

  • -Xdebug

  • -Xrun<libraryName>

  • -Dejbserver.log.directory

  • -XX:MetaspaceSize

  • -XX:MaxMetaspaceSize

デフォルト値については「5.2.1(6) サーバ管理コマンドでのJavaVMオプションのデフォルト値」を参照してください。

USRCONF_JVM_CLPATH

設定されている値をクラスパスに追加します。複数指定したい場合は,コロン(:)で区切ってください。

なし

USRCONF_JVM_LIBPATH

設定されている値をライブラリ検索パス環境変数に追加します。複数指定したい場合は,コロン(:)で区切ってください。

なし

注※ -Dejbserver.log.directoryを指定しても,次のどれかの操作を行なう場合,サーバ管理コマンドのデフォルトのログ出力先へログが出力されます。

  • mngsvrutilコマンドを使用したJ2EEアプリケーションのリスト一覧表示

    mngsvrutil list appStatus | resStatus | resJavaBeansStatus

  • 運用管理ポータル「論理サーバのアプリケーション管理」の操作

  • Management Serverリモート管理機能

  • HCSCサーバの運用操作

(5) USRCONF_JVM_ARGSに指定できるJavaVMのオプション(usrconfの場合)

ここでは,USRCONF_JVM_ARGSに指定できるJava HotSpot VMのオプション,およびオプションを指定する場合の注意事項について説明します。

USRCONF_JVM_ARGSに指定できるJava HotSpot VMのオプションを次の表に示します。なお,「VR」とは,パラメタが導入または変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

オプション名

内容

指定可能値

VR

-Xms

Javaヒープの初期サイズを設定します。

入力は制限されません。

06-00

-Xmx

Javaヒープの最大サイズを設定します。

  • コマンドの実行でメモリ不足が発生しコマンドが正常に実行できない場合は,このオプションを指定して,メモリ割り当てプールの最大サイズを拡張することで対応します。

  • 操作対象ファイルのファイルサイズが大きいと,サーバ管理コマンドを起動したコンソールに,「java.lang.OutOfMemoryError」メッセージが表示されることがあります。この場合は,このオプションおよび-Xmsオプションを使用して,JavaVMのメモリ割り当てサイズを妥当な値に変更してください。

記述例

set USRCONF_JVM_ARGS="-Xms64m -Xmx256m"

入力は制限されません。

06-00

-Xss

1スタック領域の最大サイズを設定します。

入力は制限されません。

06-00

-Xdebug

デバッガが有効な状態で起動します。

入力は制限されません。

06-00

-Xrun

ライブラリをロードします。

入力は制限されません。

06-00

-Dejbserver.log.directory

ログファイルの出力先のパスを指定します。ディレクトリのパスの区切り記号には,"/"を使用してください。

入力は制限されません。

06-00

-XX:MetaspaceSize

Metaspace領域のFullGCのしきい値を変更する計算に使用する値であり,しきい値の最低値となる値を指定します。

入力は制限されません。

09-70

-XX:MaxMetaspaceSize

Metaspace領域の最大サイズを指定します。

入力は制限されません。

09-70

(6) サーバ管理コマンドでのJavaVMオプションのデフォルト値

サーバ管理コマンドでのJavaVMオプションのデフォルト値を示します。

(7) 記述例

#!/bin/csh -f
 
set USRCONF_JVM_ARGS="-Xms64m -Xmx512m"
set USRCONF_JVM_CLPATH=/usr/home/lib/mylib.jar
set USRCONF_JVM_LIBPATH=/usr/home/bin

(8) 注意事項