Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


4.4.1 構成変更定義ファイルの詳細

〈この項の構成〉

(1) 形式

XML形式です。

(2) ファイルの格納先

任意の作業場所に格納してください。

(3) 機能

Smart Composer機能のコマンドで構築したWebシステムの構成を変更する場合に使用する定義ファイルです。構成変更定義ファイルには,論理サーバのパラメタ変更用とサービスユニット・ホスト追加用の二つの定義ファイルがあります。

次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。

論理サーバのパラメタ変更用
  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\templates\cmxmodcombinedmodel.xml

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/manager/config/templates/cmxmodcombinedmodel.xml

論理サーバのパラメタ変更用の構成変更定義ファイルは,前バージョンとの互換用のファイルです。論理サーバのパラメタを変更する場合は,簡易構築定義ファイルを使用してください。

サービスユニット・ホスト追加用
  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\templates\cmxaddcombinedmodel.xml

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/manager/config/templates/cmxaddcombinedmodel.xml

参考

テンプレートファイルの文字エンコーディングは,UTF-8です。

(4) 設定できる要素

構成変更定義ファイルには,簡易構築定義ファイルに指定するタグの一部が指定できます。

次に,簡易構築定義ファイルとの違いを中心に説明します。

(a) 論理サーバのパラメタ変更用の構成変更定義ファイル

論理サーバのパラメタ変更用の構成変更定義ファイルの構造を次に示します。<model-modification>タグおよび<web-system>タグは,このままの形式で指定します。

論理サーバのパラメタ変更用の構成変更定義ファイルの構造
<model-modification xmlns="http://www.cosminexus.com/mngsvr/schema/ModelModification-2.5">
  <!-- 構成変更対象のWebシステムの定義 -->
  <web-system>
    <!-- 構成変更対象のWebシステムの属性定義 -->
    <name>Webシステム名</name>
 
    <!-- パラメタ変更する物理ティアの論理サーバの定義 -->
    <tier>
      <tier-type>物理ティアの種類</tier-type>
      <configuration>
        <logical-server-type>論理サーバの種類</logical-server-type>
        <param>
          <param-name>パラメタ名</param-name>
          <param-value>パラメタ値1</param-value>
            :
          <param-value>パラメタ値n</param-value>
        </param>
        <param>
          :
      </configuration>
      <configuration>
        :
    </tier>
    <tier>
      :
 
    <!-- パラメタ変更するサービスユニットの論理サーバの定義 -->
    <unit>
      <name>サービスユニット名</name>
      <allocated-host>
        <host-ref>サービスユニットの構成ホストのホスト名またはIPアドレス</host-ref>
        <hosts-for>構成ホストが属する物理ティアの種類</hosts-for>
        <define-server>
          <logical-server-type>論理サーバの種類</logical-server-type>
          <configuration>
            <param>
              <param-name>パラメタ名</param-name>
              <param-value>パラメタ値1</param-value>
                :
              <param-value>パラメタ値n</param-value>
            </param>
            <param>
              :
          </configuration>
          <configuration>
            :
      </allocated-host>
      <allocated-host>
         :
    </unit>
    <unit>
      :
  </web-system>
  <web-system>
    :
</model-modification>

各定義での簡易構築定義ファイルとの違いを次に示します。

  • Webシステムの属性定義

    • <name>タグのWebシステム名には,構成変更対象のWebシステムの名称を指定します。

  • 物理ティアの定義

    物理ティア内の論理サーバの種類ごとにコンフィグレーションを変更する場合に指定します。

    • <configuration>タグは必ず定義します。ただし,cmx_trans_paramコマンドを使用し,抽象パラメタを展開して物理ティアのコンフィグレーションを生成する場合は省略できます。

    • <param-value>タグの指定が省略できます。省略した場合,設定済みのパラメタ値をすべて削除し,デフォルトの状態に戻します。

  • サービスユニットの定義

    サービスユニット内の特定の論理サーバごとにコンフィグレーションを変更する場合に指定します。

    • CTM用のWebシステムで,物理ティアの定義に<j2ee-server-count>タグを指定している場合,特定のJ2EEサーバのコンフィグレーションを変更するときは,<server-no>タグを必ず指定してください。

    • <param-value>タグの指定が省略できます。省略した場合,設定済みのパラメタ値をすべて削除し,デフォルトの状態に戻します。

定義ごとに指定できるタグについては,「4.7 簡易構築定義ファイルおよび構成変更定義ファイルに指定できるタグ」を参照してください。

(b) サービスユニット・ホスト追加用の構成変更定義ファイル

サービスユニット・ホスト追加用の構成変更定義ファイルの構造を次に示します。<unit-addition>タグおよび<web-system>タグは,このままの形式で指定します。

サービスユニット・ホスト追加用の構成変更定義ファイルの構造

<unit-addition xmlns="http://www.cosminexus.com/mngsvr/schema/UnitAddition-2.5">
  <!-- 構成変更対象のWebシステムの定義 -->
  <web-system>
    <!-- 構成変更対象のWebシステムの属性定義 -->
    <name>Webシステム名</name>
    <addition-mode>追加モード</addition-mode>
 
    <!-- 追加するサービスユニットの定義 -->
    <unit>
      <name>サービスユニット名</name>
      <display-name>サービスユニットの表示名</display-name>
      <description>サービスユニットのコメント</description>
      <allocated-host>
        <host-ref>サービスユニットの構成ホストのホスト名またはIPアドレス</host-ref>
        <hosts-for>構成ホストが属する物理ティアの種類</hosts-for>
        <define-server>
          <logical-server-name>論理サーバ名</logical-server-name>
          <display-name>論理サーバの表示名</display-name>
          <description>論理サーバのコメント</description>
          <logical-server-type>論理サーバの種類</logical-server-type>
          <configuration>
            <param>
              <param-name>パラメタ名</param-name>
              <param-value>パラメタ値1</param-value>
                :
              <param-value>パラメタ値n</param-value>
            </param>
            <param>
              :
          </configuration>
          <configuration>
            :
      </allocated-host>
      <allocated-host>
         :
    </unit>
    <unit>
      :
  </web-system>
  <web-system>
    :
 
  <!-- 追加するホストの定義 -->
  <host>
    <host-name>ホスト名またはIPアドレス</host-name>
    <display-name>ホストの表示名</display-name>
    <description>ホストのコメント</description>
    <agent-host>運用管理エージェントのホスト名またはIPアドレス</agent-host>
    <agent-port>運用管理エージェントのポート番号</agent-port>
  </host>
  <host>
    :
</unit-addition >

各定義での簡易構築定義ファイルとの違いを次に示します。

  • Webシステムの属性定義

    • <name>タグのWebシステム名には,構成変更対象のWebシステムの名称を指定します。

    • JP1/SC/DPMを使用してスケールアウトを実施する場合は,<addition-mode>タグに「DEPLOYED」を指定してください。<addition-mode>タグは,サービスユニット・ホスト追加用の構成変更定義ファイルでだけ指定できます。

  • サービスユニットの定義

    • 簡易構築定義ファイルと同じです。

  • ホストの定義

    • 簡易構築定義ファイルと同じです。

定義ごとに指定できるタグについては,「4.7 簡易構築定義ファイルおよび構成変更定義ファイルに指定できるタグ」を参照してください。