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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


付録G.4 システムの停止方法

ここでは,バッチアプリケーションおよびバッチサーバの停止方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) バッチアプリケーションの停止

バッチアプリケーションの停止方法について説明します。

バッチアプリケーションが停止していない場合に,cjkilljobコマンドを使用してバッチアプリケーションを停止します。なお,cjkilljobコマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。

cjkilljobコマンドは,メソッドキャンセルまたはCTMによりバッチアプリケーションを停止します。停止に失敗した場合は,バッチサーバを強制停止します。

バッチアプリケーションの停止手順を次に示します。

  1. cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。

    # cd /opt/Cosminexus/CC/batch/bin
  2. cjkilljobコマンドでバッチアプリケーションを停止します。

    コマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。

    バッチアプリケーションの停止には,サーバ名称を指定する場合とジョブIDを指定する場合があります。

    サーバ名称を指定する場合

    メソッドキャンセルによってバッチアプリケーションを停止します。

    cjkilljob <サーバ名称>
    ジョブIDを指定する場合

    CTMによってバッチアプリケーションを停止します。

    ジョブスケジューリング機能を使用している場合にだけ使用できます。

    cjkilljob -jobID <ジョブID>

(2) バッチサーバの停止

バッチサーバの停止手順を次に示します。

  1. cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。

    # cd /opt/Cosminexus/CC/server/bin
  2. cjstopsvコマンドでバッチサーバを停止します。

    コマンドの実行には,root権限またはComponent Container管理者の権限が必要です。

    # cjstopsv <サーバ名称>

cjstopsvコマンドの実行例を次に示します。この例では,サーバ名は「MyServer」です。

# cd /opt/Cosminexus/CC/server/bin
# cjstopsv MyServer
#

なお,バッチサーバでの処理が終了しないなどの原因で,バッチサーバの停止処理が完了しない場合があります。この場合,バッチサーバを強制的に停止する必要があります。バッチサーバを強制停止する場合,cjstopsvコマンドに-fオプションまたは-fdオプションを指定して実行します。-fdオプションを指定すると,バッチサーバの障害情報を取得したあと,バッチサーバを強制停止します。