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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


cmx_trans_param(抽象パラメタの展開)

〈このページの構成〉

形式

cmx_trans_param -i <入力ファイル> -p <抽象パラメタ指定> -o <出力ファイル>

機能

入力した簡易構築定義ファイル,または構成変更定義ファイル(論理サーバのパラメタ変更用)に対して,指定された抽象パラメタを展開し,Webシステムに適した物理ティアのコンフィグレーションを生成します。

このコマンドはV9互換モードだけで使用できます。簡易構築定義ファイルに,次のパラメタを指定する必要があります。

引数

-i <入力ファイル>

簡易構築定義ファイル,または構成変更定義ファイル(論理サーバのパラメタ変更用)を指定します。

-p <抽象パラメタ指定>

<抽象パラメタ指定>には,<抽象パラメタ>=<値>の形式で,抽象パラメタとその値を指定します。

抽象パラメタにはリクエスト最大同時処理数を指定します。リクエスト最大同時処理数のパラメタ名は「UnitMaxParallelCount」であるため,<抽象パラメタ指定>には,「UnitMaxParallelCount=<値>」を指定します。

なお,抽象パラメタの詳細については,「付録I Smart Composer機能で使用できる抽象パラメタ(V9互換モードの場合)」を参照してください。

-o <出力ファイル>

抽象パラメタ展開後の出力ファイルを指定します。

入力例

cmx_trans_param -i MyWebSystemDef.xml -p UnitMaxParallelCount=10 -o outMyWebSystemDef.xml

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

警告終了しました。

64:

異常終了しました。

注意事項

<入力ファイル>に指定した物理ティアがcombined-tier以外の場合はエラーになります。