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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


7.3.10 change

引数に指定した同時実行スレッド数の設定項目の値を変更します。"-t"オプションで,J2EEサーバを指定する必要があります。

サブコマンドchangeに指定できる引数を次に示します。

表7‒11 サブコマンドchangeに指定できる引数

引数

説明

ターゲット指定

論理サーバ

ホスト

webAppThreadCtrl <webApplicationContextRoot> <maxThreads>,<exclusiveThreads>,<queueSize>

"-t"オプションで指定されたJ2EEサーバ内で指定したWebアプリケーションの同時実行スレッド数を動的に制御します。

この引数は省略できません。

(凡例)

○:指定できます。

−:指定できません。

引数に"webAppThreadCtrl"が指定された場合,"-t"オプションで指定されたJ2EEサーバに属するWebアプリケーションの同時実行スレッド数を動的に制御します。

引数"webApplicationContextRoot"はWebアプリケーション(J2EEアプリケーションのWar)のコンテキストルートおよび同時実行スレッド数の各値を設定します。Webアプリケーションのコンテキストルートの値は,サブコマンドget webAppsで取得できます。コンテキストルートが設定されていない場合は,"/"(スラッシュ)を指定してください。

同時実行スレッド数の各値は,最大スレッド数,占有スレッド数,Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズの順にコンマ(,)で区切って指定します。

引数"maxThreads"(最大スレッド数),"exclusiveThreads"(占有スレッド数),および"queueSize"(Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズ)は,設定を変えない値は省略できますが,すべてを省略することはできません。

(例 占有スレッド数だけを変更したい場合:,20,)

同時スレッド数の各値は,次の範囲で指定します。

なお,動的変更した同時実行スレッド数の値は,J2EEアプリケーション実行中だけ有効です。