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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


ctmrasget(トラブルシュート情報の取得と出力)

〈このページの構成〉

形式

ctmrasget { [-h] | [-p] [-s] [-CTMSpool <CTMスプールディレクトリ> | 
          -CTMDomain <CTMドメイン名称>]
          [-PRFSpool <PRFデーモン実行環境ディレクトリ>] <出力先ディレクトリ>}

機能

ctmrasgetコマンドを実行するホスト上でCTMが必要とするトラブルシュート情報をファイルに取得し,取得した情報の一覧を標準出力または標準エラー出力に出力します。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。

-p

TPBrokerについてのトラブルシュート情報を出力先ディレクトリに出力します。あらかじめ,TPBrokerのVBROKER_ADM環境変数を設定してください。

-s

共通メッセージ(eventlogまたはsyslog)の取得を抑止します。

-CTMSpool <CTMスプールディレクトリ>

トラブルシュート情報を取得するCTMスプールディレクトリを指定します。

-CTMDomain <CTMドメイン名称>

トラブルシュート情報を取得するCTMドメイン名称を1〜31文字の英数字,またはアンダースコア(_)で指定します。

省略した場合は,ホスト内のCTM環境に登録済みのすべてのCTMドメインからトラブルシュート情報を取得します。

-PRFSpool <PRFデーモン実行環境ディレクトリ>

トラブルシュート情報を取得するPRFデーモン実行環境ディレクトリを指定します。省略した場合はPRFSPOOL環境変数の値が設定されます。このオプションを省略し,かつPRFSPOOL環境変数が設定されていない場合は,PRFデーモンの情報は取得されません。

<出力先ディレクトリ>

トラブルシュート情報を出力するファイルのディレクトリ名(相対パスまたは絶対パス)を指定します。

戻り値

0:

正常終了しました。

0以外:

コマンド処理中にエラーが発生したため,異常終了しました。出力されるメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを実行してください。

出力形式

Component Transaction Monitor: RAS completed collection of aa...aa
(凡例)

aa...aa:収集する情報,ファイル名称など

注意事項