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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


5.7 物理的送信先の設定プロパティ

ここでは,コマンドユーティリティのcjmsicmd create dstコマンド(物理的送信先の作成)の-oオプションに指定する設定プロパティについて説明します。

表5‒7 物理的送信先の設定プロパティの一覧

プロパティ

説明

maxNumMsgs

コンシューマーに配信されないメッセージの最大数を-1〜2147483647の整数で指定します。省略した場合,-1が設定されます。-1はメッセージ数が無制限であることを示します。デッドメッセージキューの場合は,省略すると1000が設定されます。

0を指定した場合は,-1とみなされます。

maxTotalMsgBytes

コンシューマーに配信されないメッセージ用の総メモリ量の最大値を-1〜2147483647の整数で指定します。また,サフィックスとしてb(バイト),k(キロバイト),m(メガバイト)を指定できます。

省略した場合,-1が設定されます。デッドメッセージキューの場合は,省略すると10mが設定されます。

サフィックスを省略した場合は,bとなります。

-1を指定した場合,メモリ量は無制限となります。

consumerFlowLimit

一つのバッチでコンシューマーに配信されるメッセージの最大数を-1〜2147483647の整数で指定します。

省略した場合,送信先タイプによって次の値が設定されます。

  • キュー:100

  • トピック:1000

  • デッドメッセージキュー:1000

-1を指定した場合,メッセージの数は無制限になります。

maxNumProducers

プロデューサーの最大数を-1または1〜2147483647の整数で指定します。省略した場合は,-1(無制限)が設定されます。

プロデューサー数が指定した最大値(-1を除く)に達した場合,新しいプロデューサーは作成できません。

なお,0は指定できません。指定した場合は,エラーメッセージが表示されます。