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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.8.16 エラーページの設定(インプロセスHTTPサーバ)(V9互換モードの場合)

[エラーコンテンツに関する設定]画面を次の図に示します。

図10‒31 [エラーコンテンツに関する設定]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

レスポンスのステータスコードに対応するエラーページを設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. 次のどちらか一方の操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

  3. [HTTPサーバ]タブをクリックします。

  4. [エラーコンテンツ]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. エラーページの定義名やリクエストURLなどを指定します。

  2. エラーページを追加または削除する場合,次の操作をします。

    • 追加する場合は,エラーページの定義名やリクエストURLなどを入力し,[追加]ボタンをクリックします。

    • 削除する場合は,削除したいエラーページの[削除]ボタンをクリックします。

    表示されるメッセージを確認したあと,[戻る]アンカーをクリックして,設定画面に戻ります。

  3. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

エラーコンテンツに関する設定
定義名

エラーページの定義名(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.listキー)を指定します。定義名は必ず指定してください。

エラーページの定義名に指定できる文字は,1〜32文字(半角)の英数字およびアンダースコア(_)です。エラーページの定義名は一意にしてください。

ステータス

エラーページをカスタマイズする際の,レスポンスのステータスコード(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.statusキー)を400〜599の整数値で指定します。

複数の定義名に,同じステータスコードとリクエストURLの組み合わせは指定できません。

例えば,定義名Aのステータスコードに「404」を指定し,ステータスコードに対応するリクエストURLに「/index」を指定したとします。この場合,定義名Bに同じ設定内容は指定できません。定義名Bのステータスコードに「404」を指定するときは,対応するリクエストURLには「/index」以外のURLを指定してください。

リクエストURL

カスタマイズ内容を適用するリクエストURL(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.request_urlキー)をスラッシュ(/)で始まる絶対パスで指定します。ワイルドカード(*)はスラッシュの直後に1回だけ指定できます。なお,ワイルドカードとは0文字以上の任意の文字列を表します。デフォルトは,「/*」です。

複数の定義名に,同じステータスコードとリクエストURLの組み合わせは指定できません。

例えば,定義名Aのステータスコードに「404」を指定し,そのステータスコードに対応するリクエストURLに「/index」を指定したとします。この場合,定義名Bに同じ設定内容は指定できません。定義名Bのステータスコードに「404」を指定するときは,対応するリクエストURLには「/index」以外のURLを指定してください。

リダイレクトURL

リダイレクトURL(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.redirect_urlキー)を絶対URLで指定します。「リダイレクトURL」と「ファイル名(絶対パス)」を同時に指定できません。

ファイル
  • ファイル名(絶対パス)

    エラーページのレスポンスボディとして使用するファイル(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.fileキー)を絶対パスで指定します。ファイル名(絶対パス)には,絶対パスだけを指定できます。

    「ファイル名(絶対パス)」と「リダイレクトURL」を同時に指定できません。

  • Content-Type

    エラーページのレスポンスのContent-Typeヘッダ(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.error_custom.<エラーページカスタマイズ定義名>.file.content_typeキー)を指定します。デフォルトは,「text/html」です。

    「ファイル名(絶対パス)」を設定していない場合は,この項目を指定しても無効になります。

[追加]ボタン

エラーページを追加します。

[削除]ボタン

エラーページを削除します。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。