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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


9.9.1 J2EEサーバの追加

[J2EEサーバの追加]画面を次の図に示します。

図9‒14 [J2EEサーバの追加]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

J2EEサーバを追加します。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[運用管理ドメインの構成定義]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]をクリックします。

  3. [サーバの追加]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. [ホスト名],[論理サーバ名]などを指定します。

  2. [追加]ボタンをクリックします。

    エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

ホスト名

J2EEサーバを稼働させるホストを選択します。

論理サーバ名(必須)

追加するJ2EEサーバの論理サーバ名を指定します。何も指定しない場合または使用できない文字を指定した場合,またはすでに使用されている論理サーバ名を指定した場合はエラーとなります。また,Component Container管理者を設定している場合,Management Serverのサーバ名と同じ名前でJ2EEサーバやバッチサーバをセットアップしないでください。

表示名

追加後のJ2EEサーバの表示名を指定します。何も指定しない場合は,論理サーバ名を仮定します。

互換モード

追加するJ2EEサーバの互換モードを選択します。デフォルトは,「使用しない」です。

使用しない

J2EEサーバの互換モードを使用しません。

V9互換モード

J2EEサーバの互換モードをV9互換モードにします。

J2EEサーバの追加後に変更したい場合,J2EEサーバの削除後に「cjsetup -d」コマンドによってJ2EEサーバの環境を削除し,再度追加してください。

説明

追加するサーバの説明を指定します。指定は任意です。

[バッチサーバとして作成する]

バッチサーバを作成する場合に,必ず選択してください。

バッチサーバを作成すると,各画面の設定が次のように変わります。

表9‒4 バッチサーバ作成時に設定が変わる画面と設定の変更内容

画面名

設定の変更内容

J2EEサーバの基本設定

「セキュリティマネージャの使用」のデフォルト値が「しない」になります。※1

「互換モード」の値が「V9」になります。

J2EEコンテナの設定

「拡張パラメタ」に,batch.service.enabled=trueが,[有効]チェックボックスがチェックされた状態で表示されます。※2

起動パラメタの設定

「明示管理ヒープ機能の使用」が「しない」になります。

注※1

この項目は,変更しないでください。

注※2

batch.service.enabled=trueの変更・削除,チェックボックスの操作や,batch.service.enabledキーの追加をしないでください。

[追加]ボタン

指定した内容で追加します。

[リセット]ボタン

指定した内容をリセットします。