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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


7.1.1 前提条件

Management Serverの運用管理ポータルを利用するためには,運用管理エージェントおよびManagement Serverを先に起動しておく必要があります。次のことを確認してください。

Management Serverがセットアップされているか

Management Serverのセットアップ方法については,「2.2.1 Management Serverのセットアップ」を参照してください。

運用管理エージェントが起動されているか

運用管理エージェントの起動方法については,「4.1.2(1) 運用管理エージェントの起動」を参照してください。

Management Serverが起動されているか

Management Serverの起動方法については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。

また,管理ユーザアカウントを入力しないで運用管理ポータルにログインすることもできます。管理ユーザアカウントを入力しないで運用管理ポータルにログインする場合は,mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)のcom.cosminexus.mngsvr.management_user_account.enabledキーで設定します。mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.6 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。

管理ユーザアカウントを入力しないで運用管理ポータルにログインするためには,次の設定を行って,Management Serverを使用するユーザを制限しておく必要があります。

Management Serverの操作手順を次の図に示します。

図7‒1 Management Serverの操作手順

[図データ]

(凡例)

「セキュリティ管理機能編」:マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」

図中の参照先を示します。

Management Serverの操作手順

参照先マニュアル

参照個所

運用管理エージェントの起動

このマニュアル

4.1.2(1)

Management Serverの起動

4.1.2(2)

Management Serverへのログイン

7.1.2

運用管理ポータルでのシステムの設定または運用

  • 運用管理ドメインの構成定義

  • 論理サーバの環境設定

  • 論理サーバの運用監視 など

9章

10章

11章

12章

13章

セキュリティ管理機能編

11章

12章

Management Serverからのログアウト

このマニュアル

7.1.3

Management Serverの停止

4.1.4(5)

運用管理エージェントの停止

4.1.4(6)

(凡例)

セキュリティ管理機能編:マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」

参考

運用管理ポータルでシステムを構築,運用する場合,Component Container管理者が実施できる操作について意識する必要はありません。Component Container管理者を設定していても,運用管理ポータルからの操作および運用管理コマンドの実行には影響ありません。スーパーユーザで運用管理エージェントとManagement Serverを起動および停止し,運用管理ポータルの管理ユーザアカウントでManagement Serverのログインおよびログアウトを実施してください。