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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


5.2.3 論理サーバの起動/停止の設定

論理サーバの起動/停止の設定では,論理サーバを起動または停止させる際に必要な設定をします。論理サーバ単位に,起動/停止の監視時間,自動再起動の回数,自動再起動のリトライ間隔などを設定します。また,論理サーバを一括起動する場合には,起動順序を設定する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) 設定手順

運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」で,論理サーバの起動または停止に関する情報を設定する手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルにログインし,[運用管理ポータル]画面で「論理サーバの起動/停止」をクリックします。

  2. 論理サーバごとに,起動または停止に関する情報を設定します。

    各論理サーバの[起動/停止の設定]画面で,起動や停止の監視時間,自動再起動の回数,自動再起動のリトライ間隔などを設定します。

  3. 論理サーバの起動順序を設定します。

    論理サーバを一括起動,自動再起動する場合は,運用管理ドメイン内での論理サーバの起動順序を設定します。運用管理ドメインの[起動順序の設定]画面,またはホストの[起動順序の設定]画面で,論理サーバの起動順序を設定します。

(2) 操作する画面

運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」で設定できる内容と操作する画面を次の表に示します。

表5‒6 論理サーバの起動/停止で設定できる内容と操作する画面

論理サーバ名

設定内容

操作

画面の参照先

論理パフォーマンストレーサ

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

パフォーマンストレーサの起動/停止の設定

11.4.1

論理スマートエージェント

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

スマートエージェントの起動/停止の設定

11.5.1

論理CTMドメインマネジャ

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

CTMドメインマネジャの起動/停止の設定

11.7.1

論理CTM

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

CTMの起動/停止の設定

11.8.1

論理J2EEサーバ

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

J2EEサーバの起動/停止の設定

11.9.1

J2EEサーバクラスタ内のJ2EEサーバの起動/停止の設定

11.10.5

論理ユーザサーバ

論理サーバの起動順序の設定

11.3.5

ユーザサーバの起動/停止の設定

11.13.1

(凡例)

○:任意。デフォルトの設定から変更する場合,または運用で必要と判断される場合に操作します。