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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


3.6 サーバ管理コマンドで指定するプロバイダURL

サーバ管理コマンドでは,オプションに<プロバイダURL>という値を指定できます。

<プロバイダURL>を省略して,サーバ管理コマンドを実行した場合,usrconf.propertiesファイルに設定した値がデフォルトで指定されます。

usrconf.propertiesファイルは次の場所に格納されています。

Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\usrconf\usrconf.properties
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/usrconf/usrconf.properties

usrconf.propertiesファイルに設定した値で実行する場合,およびcjlistappコマンドで,プロバイダURLを指定して実行する場合の例を次に示します。

usrconf.propertiesファイルに設定した値で実行する場合の例
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjlistapp [<サーバ名称>]
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjlistapp [<サーバ名称>]
プロバイダURLを指定して実行する場合の例
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\bin\cjlistapp [<サーバ名称>] -nameserver <プロバイダURL>
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjlistapp [<サーバ名称>] -nameserver <プロバイダURL>

プロバイダURLは,次の形式で指定します。

実行形式

<プロトコル名>::<ホスト名>:<ポート番号>
<プロトコル名>

CORBAネーミングサービスのプロトコル名。corbaname固定です。iioplocまたはiiopnameを指定した場合,corbanameに読み替えられます。

<ホスト名>

CORBAネーミングサービスの稼働しているホスト名。

<ポート番号>

CORBAネーミングサービスの稼働しているポート番号。

プロバイダURLで指定したCORBAネーミングサービス上のサーバ管理コマンド排他情報が解除されます。