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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


19.1.3 javax.annotationパッケージに含まれるアノテーションのサポート範囲

javax.annotationパッケージのアノテーションの適用範囲を説明します。ここでは,WARファイル(Servlet 2.4対応)およびEJB-JARファイル(EJB2.1対応)のコンポーネントごとに記述できるアノテーションを説明します。

〈この項の構成〉

(1) EJB-JARファイル(EJB2.1対応)

EJB-JARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表19‒3 EJB-JARファイル(EJB2.1対応)に記述できるアノテーション(javax.annotationパッケージ)

アノテーション名

Enterprise Bean

例外クラス

その他のクラス

インタフェース

Session Bean

Entity Bean

Message-driven Bean

@Resource

×

@Resources

×

(凡例)

○:対応する。

×:アプリケーションサーバでは対応しない。

−:標準仕様で対応していない。

注※

アプリケーションサーバでは,EJB2.1仕様,またはServlet2.4仕様のアプリケーションでもサポートしています。

(2) WARファイル(Servlet 2.4対応)

WARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表19‒4 WARファイル(Servlet 2.4対応)に記述できるアノテーション(javax.annotationパッケージ)

アノテーション名

Servlet仕様

JSP仕様

その他のクラス

サーブレット

サーブレットフィルタ

イベントリスナ

JSPファイル

タグハンドラ

タグライブラリイベントリスナ

クラシックタグハンドラ

シンプルタグハンドラ

@Resource※1

※2

×

@Resources※1

×

(凡例)

○:対応する。

×:アプリケーションサーバでは対応しない。

−:標準仕様で対応していない。

注※1

アプリケーションサーバでは,EJB2.1仕様,またはServlet2.4仕様のアプリケーションでもサポートしています。

注※2

Servlet2.4仕様のWebアプリケーションではメソッドおよびフィールドに対するDIができません。