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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


18.32.1 DABroker Libraryを使用する場合に使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能についての注意事項

ここでは,データベース接続で使用できる機能について説明します。

データベース接続で使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能を,データベースごとに次の表に示します。

表18‒96 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能

項目

HiRDB

Oracle

XDM/RD E2

Oracle9i

Oracle10g

J2EEコンポーネント

Servlet/JSP

Stateless Session Bean

Stateful Session Bean

Entity Bean(BMP)

×

Entity Bean(CMP1.1)

×

×

Entity Bean(CMP2.0)

※1

×

×

Message-driven Bean(onMessageメソッドからのデータベースアクセス)

使用できる機能

コネクションプーリング

コネクションプールのウォーミングアップ

コネクションプールの情報表示(cjlistpoolコマンド)

コネクションプールのクリア(cjclearpoolコマンド)

リソースへの接続テスト

コネクションの障害検知

※2

ステートメントプーリング

※3

※3,※4

ステートメントキャンセル

※5

※6

※6

※7

ステートメントsetQueryTimeoutメソッド

×

×

×

×

コネクションIDのPRFトレース出力

※7

障害調査用SQLの出力

クラスタコネクションプール

×

×

×

×

(凡例)○:使用できる  ×:使用できない  △:一部制限あり

注※1 CMP2.0の機能である,CMR機能は利用できません。

注※2 DABroker Libraryを使用して接続する場合,HiRDBのバージョンが07-01以前でグローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。

注※3 HiRDBのバージョンが07-01以前の場合,アプリケーションサーバが管理するトランザクションで使用するときだけ,ステートメントプーリング機能が使用できます。これ以外の場合はエラーが発生します。また,HiRDB自動再接続機能とステートメントプーリング機能の併用はできません。

注※4 XDM/RD E2 11-02以降のバージョンとDABroker Library 03-13以降を使用する場合にだけステートメントプーリングを使用できます。

注※5 グローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。

注※6 データベースのサーバまたはクライアントがWindowsで,接続形式が専用接続であるときは,使用できません。

注※7 ステートメントキャンセル,およびコネクションIDのPRFトレース出力は,DABroker経由の場合,XDM/RD E2 11-02以降で使用できます。

注意事項

HiRDBのバージョンが07-01以前で,トランザクションサポートレベルにXATransactionを使用する場合,トランザクション外でコネクションを使用してデータベースにアクセスするとコネクションが二つ使用され,HiRDBへの接続が同時に利用しているユーザ数の2倍になります。HiRDBのシステム共通定義のpd_max_usersオペランドに,同時に利用しているユーザ数の2倍の値を指定してください。