Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


18.17 ResultSetMetaDataクラス

説明

ResultSetMetaDataクラスでは,主に次の機能を提供します。

  • ResultSetの各列に対する,データ型およびデータ長のメタ情報の返却

ResultSetMetaDataクラスの提供する各メソッドの詳細および使用方法については,JavaSoft提供のJDBC関連ドキュメントを参照してください。

制限事項

DABroker Libraryで使用するResultSetMetaDataクラスの制限事項を,次に示します。

表18‒84 ResultSetMetaDataクラスの制限事項

メソッド名

制限事項

JDBC1.0での制限

JDBC2.0での制限

getCatalogName

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。

getColumnClassName

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。

getColumnDisplaySize

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。

getColumnLabel

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,カラムのラベル(カラムヘッダ)をサポートしていないため,カラム名を返却します。

getColumnName

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。データベースから返される列名称を返却します。

getColumnType

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。

getPrecision

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は精度を返却し,それ以外は列長を返却します。

getScale

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は小数点以下のけた数を返却し,それ以外は0を返却します。

getSchemaName

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。

getTableName

isAutoIncrement

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。

isCaseSensitive

isCurrency

isDefinitelyWritable

isNullable

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。

isReadOnly

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。

isSearchable

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。

isSigned

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性が数値属性の場合trueを返却し,それ以外の場合はfalseを返却します。

isWritable

columnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。

(凡例)

○:該当します。

−:該当しません。