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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


14.10.4 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報(データベースセッションフェイルオーバ機能のトレース)

有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表14‒26 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントの詳細(データベースセッションフェイルオーバ機能)

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0x8210

3

セッションタイムアウト後

B

0x8225

1

データベース上のグローバルセッション情報の有効期限監視処理開始直前

A

0x8325

2

データベース上のグローバルセッション情報の有効期限監視処理終了直後

A

(凡例)A:標準 B:詳細

注※ 図14-15中の番号と対応しています。

トレース取得ポイントを次の図に示します。

図14‒15 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイント(データベースセッションフェイルオーバ機能)

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理で取得できるトレース情報を次の表に示します。

表14‒27 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理で取得できるトレース情報(データベースセッションフェイルオーバ機能)

図中の番号※1

イベントID

レベル

取得できる情報

インタフェース名

オペレーション名

オプション

1

0x8225※2

A

2

0x8325※2

A

グローバルセッション情報の有効期限チェックを実施した場合

無効化したグローバルセッションの個数

グローバルセッション情報の有効期限チェックを実施しなかった場合

現在,有効期限チェックを担当しているJ2EEサーバのJ2EEサーバ名(IPアドレス)

  • 正常時

    <入り口時刻>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名>

3

0x8210

B

コンテキストルート名

セッション有効期間:セッション生成時刻

<セッションID文字数:セッションID>

(凡例)A:標準 B:詳細 −:該当なし

注※1 図14-15中の番号と対応しています。

注※2 完全性保障モードが無効な場合は,出力されません。