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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


14.9.1 正常に処理が終了した場合のWebコンテナのトレース取得ポイント(フィルタのトレース)

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表14‒16 正常終了時のWebコンテナでのトレース取得ポイントの詳細(フィルタのトレース)

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0x8200

1

リクエスト取得・リクエストヘッダ解析完了直後(Webサーバ経由)

A/B

0x8201

1

リクエスト取得時・リクエストヘッダ解析完了直後(簡易Webサーバ経由)

A

0x8202

3

サーブレット/JSPの呼び出し直前

A/B

0x8202

6

サーブレット/JSPの呼び出し直前

A/B

0x8203

2

リクエストを受信したサーブレット/JSPの実行前に実行されるフィルタの呼び出し直前(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグを省略,または<dispatcher>タグで"REQUEST"を指定したフィルタ)

B

0x8206

4

RequestDispatcher経由のサーブレット/JSP呼び出し直前

B

0x8207

6

静的コンテンツ呼び出し直前(DefaultServlet)

B

0x8211

1

リクエスト取得時・リクエストヘッダ解析完了直後(インプロセスHTTPサーバ経由)

A/B

0x8214

5

フォワード時に実行されるフィルタの呼び出し直前(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"FORWARD"を指定したフィルタ)

B

0x8215

5

インクルード時に実行されるフィルタの呼び出し直前

(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"INCLUDE"を指定したフィルタ)

B

0x8300

12

リクエスト処理完了直後(Webサーバ経由)

A/B

0x8301

12

リクエスト処理完了直後(簡易Webサーバ経由)

A

0x8302

7

サーブレット/JSPの処理完了直後

A/B

0x8302

10

サーブレット/JSPの処理完了直後

A/B

0x8303

11

リクエストを受信したサーブレット/JSPの実行前に実行されるフィルタの処理完了直後(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"REQUEST"を指定したフィルタ)

B

0x8306

9

RequestDispatcher経由のサーブレット/JSP処理完了直後

B

0x8307

7

静的コンテンツ処理完了直後(DefaultServlet)

B

0x8311

12

リクエスト処理完了直後(インプロセスHTTPサーバ経由)

A/B

0x8314

8

フォワード時に実行されるフィルタの処理完了直後(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"FORWARD"を指定したフィルタ)

B

0x8315

8

インクルード時に実行されるフィルタの処理完了直後(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"INCLUDE"を指定したフィルタ)

B

(凡例)A:標準 B:詳細 A/B:標準と詳細で異なる情報を取得

注※ 図14-10中の番号と対応しています。

フォワード時,またはインクルード時に呼び出されるフィルタを設定した場合のWebコンテナでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図14‒10 正常終了時のWebコンテナでのトレース取得ポイント(フィルタのトレース)

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

フォワード時,またはインクルード時に呼び出されるフィルタを設定した場合のWebコンテナで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表14‒17 正常終了時のWebコンテナで取得できるトレース情報(フィルタのトレース)

図中の番号

イベントID

レベル

取得できる情報

インタフェース名

オペレーション名

オプション

1

0x8200

A

HTTPメソッド

URI

B

<セッションID文字数:セッションID:取得方法>

0x8201

A

HTTPメソッド

URI

0x8211

A

HTTPメソッド

URI

B

<セッションID文字数:セッションID:取得方法>

2

0x8203

B

クラス名

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

3

0x8202

A

クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名)

B

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

4

0x8206

B

クラス名

ディスパッチのタイプコンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

5

0x8214

B

クラス名

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

0x8215

B

クラス名

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

6

0x8202

A

クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名)

B

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

0x8207

B

コンテキストルート名

<セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

7

0x8302

A

クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名)

  • 正常時

    <入り口時刻>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名>

B

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

0x8307

B

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

8

0x8314

B

クラス名

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

0x8315

B

クラス名

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

9

0x8306

B

クラス名

ディスパッチのタイプコンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

10

0x8302

A

クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名)

  • 正常時

    <入り口時刻>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名>

B

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

11

0x8303

B

クラス名

コンテキストルート名

  • 正常時

    <入り口時刻><セッションID文字数:セッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><例外名:セッションID文字数:セッションID>

12

0x8300

A

HTTPメソッド

URI

  • 正常時

    <入り口時刻><ステータスコード>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><ステータスコード><例外名>

B

  • 正常時

    <入り口時刻><ステータスコード><セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><ステータスコード><例外名:セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

0x8301

A

HTTPメソッド

URI

  • 正常時

    <入り口時刻><ステータスコード>

  • 例外発生時

    <入り口時刻><ステータスコード><例外名>

0x8311

A

HTTPメソッド

URI

<入り口時刻><ステータスコード>

B

<入り口時刻><ステータスコード><セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID>

(凡例)A:標準 B:詳細 −:該当なし

注※ 図14-10中の番号と対応しています。