Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


8.18.1 エンティティオブジェクトのキャッシュ機能の定義

CJPAプロバイダで提供するエンティティオブジェクトのキャッシュ機能の定義は,persistence.xmlの<property>タグ内に指定します。persistence.xmlでのエンティティオブジェクトのキャッシュ機能の定義について次の表に示します。

表8‒27 persistence.xmlでのエンティティオブジェクトのキャッシュ機能の定義

指定するプロパティ

設定内容

cosminexus.jpa.cache.size.<ENTITY>

エンティティをキャッシュする場合のキャッシュサイズを指定します。

cosminexus.jpa.cache.size.default

エンティティをキャッシュする場合のキャッシュサイズのデフォルトを指定します。

cosminexus.jpa.cache.type.<ENTITY>

エンティティのキャッシュタイプを指定します。

cosminexus.jpa.cache.type.default

エンティティのキャッシュタイプのデフォルトを指定します。

cosminexus.jpa.target-database

接続するデータベースの名前を指定します。

タグの詳細は「12.2.2 <property>タグに指定できるCJPAプロバイダ独自のプロパティ」を参照してください。

参考

ここで説明しているプロパティは,CJPAプロバイダ独自のプロパティです。persistence.xmlには,このほかにJPA仕様で定義されたプロパティを指定することができます。ただし,CJPAプロバイダの場合,JPA仕様で規定されているjavaxから始まるプロパティは使用できません。