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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


4.9.3 CORBAネーミングサービスのメモリダンプの取得

CORBAネーミングサービスのメモリダンプの取得についてOSごとに説明します。

〈この項の構成〉

(1) Windowsの場合

CORBAネーミングサービスが稼働している場合(CORBAネーミングサービスのプロセスが存在する場合),タスクマネージャからメモリダンプを採取します。

CORBAネーミングサービスがダウンしている場合,Windowsのデバッグツール※からメモリダンプを採取します。

注※

詳細は,Microsoft社のホームページを参照してください。

ダウンしている場合のメモリダンプを取得するためには,事前に設定を行う必要があります。設定方法については,「3.3.15 ユーザダンプ取得の設定」を参照してください。

(2) UNIXの場合

CORBAネーミングサービスが稼働している場合(CORBAネーミングサービスのプロセスが存在する場合),CORBAネーミングサービスのプロセスIDを確認して,killコマンドを実行します。killコマンドは次の形式で実行してください。なお,killコマンドを実行するとプロセスが終了するため,再起動する前にkillコマンドを実行することを推奨します。

ps -ef | grep java
kill -6 <CORBAネーミングサービスのプロセスID>