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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


3.3.18 WebSocketコンテナのログ取得の設定

ここでは,WebSocketコンテナのログ取得で設定できる項目について説明します。

WebSocketコンテナのログ取得で変更できる設定項目と,項目に対応する簡易構築定義ファイルのパラメタを次の表に示します。

表3‒26 WebSocketコンテナのログ取得の設定項目

ログおよびトレース

項目

対応する簡易構築定義ファイルのパラメタ

アクセスログ

アクセスログの出力の有無

論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejbserver.logger.access_log.websocket.enabled

(デフォルトではアクセスログが出力されません)

アクセスログ出力時のフォーマット

論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejbserver.logger.access_log.websocket.format

アクセスログのファイルサイズ

論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejbserver.logger.channels.define.WebSocketAccessLogFile.filesize

アクセスログのファイル面数

論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejbserver.logger.channels.define.WebSocketAccessLogFile.filenum

性能解析トレース

ほかの性能解析トレースと同様に,日常的なシステム運用の作業で,cprfedコマンドを実行するときに取得条件などを指定します。性能解析トレースファイルの取得については,「7. 性能解析トレースを使用した性能解析」を参照してください。

(凡例)−:該当しない

注※ アクセスログでは,このキーでフォーマットを定義することで,ログの出力形式をカスタマイズできます。NIO HTTPサーバのアクセスログのカスタマイズについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「7.11.2 NIO HTTPサーバのアクセスログのカスタマイズ」を参照してください。