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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


2.5.5 OutOfMemoryError発生時に運用管理エージェントが強制終了した場合

運用管理エージェント稼働中にjava.lang.OutOfMemoryErrorが発生した場合,ログを出力して,運用管理エージェントは強制終了されます。ログは次の場所に出力されます。

なお,運用管理エージェントの終了処理ですべての論理サーバを停止する設定をしている場合に,運用管理エージェントが強制終了しても論理サーバは停止しません。運用管理エージェントの終了処理で論理サーバを停止する設定は,adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)のadminagent.finalization.stop_serversキーに「true」を設定します。

また,アプリケーションサーバで提供しているJDK以外を使用している場合は,OutOfMemoryErrorの発生による運用管理エージェントの強制終了はしません。

OutOfMemoryErrorの発生によって運用管理エージェントが強制終了した場合は次の作業を実施してください。

  1. adminagentuser.cfgの次のオプションの設定値を見直します。

    次のオプションの設定値を見直してください。

    add.jvm.arg=-Xmx

  2. 運用管理エージェントを再起動します。