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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編


12.5.1 JDBC接続プールモニタの表示

[JDBC接続プールモニタ]画面を次の図に示します。

図12‒5 [JDBC接続プールモニタ]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

統合ユーザ管理が使用するJDBC接続プールの状態を参照できます。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで,統合ユーザ管理の[リソース監視]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]をクリックします。

  3. 次のどちらかの操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [J2EEサーバ]−[J2EEサーバ名]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [J2EEサーバクラスタ]−[J2EEサーバクラスタ名]−[J2EEサーバ名]をクリックします。

  4. [JDBC接続モニタ]をクリックします。

  5. [モニタ]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作はありません。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびアンカーについて説明します。

JDBC設定番号

統合ユーザ管理のコンフィグレーションファイルで指定した,RDBサーバと接続するための情報を識別するJDBC設定番号が表示されます。番号のアンカーをクリックすると,詳細情報を参照できます。表示される画面については,「12.5.3 JDBC接続の定義情報の表示」を参照してください。

接続先URL

接続先RDBサーバのURLが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。

接続プールの定義数
最大値

JDBC接続プールの最大数が表示されます。プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

最小値

JDBC接続プールの空きプールの数が0になったとき(初期化時を含む),新たに確立されるプール数が表示されます。プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

接続プールの状態
接続数

接続しているJDBC接続プールの数が表示されます。RDBサーバと接続できない場合は「X」が表示されます。RDBサーバと接続できて,プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

「X」のアンカーをクリックすると,障害情報を参照できます。表示される画面については,「12.5.4 JDBC接続の障害情報の表示」を参照してください。

利用数

現在使用しているJDBC接続プールのプール数が表示されます。プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

接続プールの空き待ち監視
測定開始時刻

JDBC接続プールの空き待ち数のカウントを開始した時刻が表示されます。プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

空き待ち最大数

JDBC接続プールの定義数の最大値を超えて要求があった,JDBC接続プールの空き待ち数が表示されます。この値は[測定開始時刻]が表示された時刻からの値です。プールを利用しない場合は「−」が表示されます。

[全リセット]アンカー

すべての[接続プールの空き待ち監視]をリセットします。

なお,すべてがプールを使用しない場合は,このアンカーは表示されません。

[リセット]アンカー

このアンカーのある行の[接続プールの空き待ち監視]をリセットします。プールを使用していない行には,このアンカーは表示されません。

[最新の情報に更新]アンカー

画面を最新の情報に更新します。

画面は時間の経過とともに変わります。常に最新の状態でご参照ください。更新間隔を変更したい場合は,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.4.1 画面自動更新の設定」を参照してください。