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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


6.3.2 グローバルセッション情報の削除

グローバルセッション情報の有効期限監視は,J2EEサーバ上のHTTPセッションを監視することで実施されます。有効期限の監視下では,有効期限が切れたHTTPセッションについて,データベース上のグローバルセッション情報が削除されます。しかし,J2EEサーバに障害が発生して停止した場合,そのJ2EEサーバで使用されていたグローバルセッション情報は,ほかのJ2EEサーバに引き継がれるか,そのJ2EEサーバが再起動されるまで有効期限の監視が行われません。有効期限の監視が行われない状態が長く続くと,有効期限が過ぎても削除されないグローバルセッション情報が,セッション情報格納テーブルのレコードを使用し続けることになります。

このため,データベース上に残ったグローバルセッション情報を適宜削除する必要があります。

ここでは,グローバルセッション情報をコマンドによって削除する方法について説明します。