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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


3.7.6 実行環境での設定

閉塞制御のうち,スケジュールキューのタイムアウト閉塞をする場合,CTMデーモンの設定が必要です。

CTMデーモンの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。リクエストの負荷分散の定義は,簡易構築定義ファイルの論理CTM(component-transaction-monitor)の<configuration>タグ内に指定します。

簡易構築定義ファイルでのスケジュールキューのタイムアウト閉塞の定義について次の表に示します。

表3‒6 簡易構築定義ファイルでのスケジュールキューのタイムアウト閉塞の定義

指定するパラメタ

設定内容

ctm.RequestCount

何回タイムアウトが発生したら自動閉塞するか指定します。

ctm.RequestInterval

タイムアウト発生回数を求める時間間隔を指定します。

ctm.WatchRequest

J2EEサーバへのリクエストの送信でタイムアウトが発生したときにキューを閉塞するかどうかを指定します。

簡易構築定義ファイルおよび指定するパラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。