Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


2.3.4 バッチアプリケーション情報の一覧表示

実行中のバッチアプリケーションの状態や,バッチ実行コマンドの開始時刻などをバッチアプリケーション情報として一覧表示できます。ここでは,バッチアプリケーション情報の一覧表示について説明します。

〈この項の構成〉

(1) バッチアプリケーション情報の一覧表示の方法

バッチアプリケーション情報の一覧を表示するには,JP1/AJSを使用しているかどうかに関係なく,cjlistjobコマンドを直接実行します。

バッチアプリケーション情報は,バッチサーバ単位に取得できます。cjlistjobコマンドの引数には,バッチアプリケーション情報を取得したいバッチサーバ名を指定します。

(2) バッチアプリケーション情報の一覧表示処理

cjlistjobコマンドを実行すると,引数に指定したバッチサーバで実行中のバッチアプリケーションの情報が取得できます。バッチアプリケーション情報は,標準出力に出力されます。

取得できるバッチアプリケーション情報を次の表に示します。

表2‒6 取得できるバッチアプリケーション情報

取得できるバッチアプリケーション情報の項目

内容

バッチアプリケーションの状態

「running」が出力されます。runningは,バッチアプリケーションの状態がRUNNINGであることを示します。詳細は,「2.3.1(2) バッチアプリケーションの状態遷移」を参照してください。

バッチアプリケーション名

cjexecjobコマンドに指定したバッチアプリケーションのクラス名が出力されます。

性能解析トレースのルートアプリケーション情報

性能解析トレースのルートアプリケーションの通信番号が出力されます。

性能解析トレースファイルに出力されたルートアプリケーション情報と突き合わせて,バッチアプリケーションの状態を確認できます。

バッチ実行コマンドの実行時刻

cjexecjobコマンドを実行した時刻が次の形式で出力されます。なお,△は,半角スペースを表します。

yyyy/mm/dd△hh:mm:ss.ssssss

yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分,ss:秒,ssssss:マイクロ秒

なお,バッチアプリケーションがない場合,cjlistjobコマンドを実行しても何も出力されません。この場合,cjlistjobコマンドは正常終了します。

cjlistjobコマンドの出力形式と出力例を次に示します。なお,△は,半角スペースを表します。

cjlistjobコマンドの出力形式

<バッチアプリケーションの状態>△<バッチアプリケーション名>△<性能解析トレースのルートアプリケーション情報>△<バッチ実行コマンドの実行時刻>

cjlistjobコマンドの出力例

running com.xxx.mypackage.batchApp1 0x0000000000123456 2008/04/14 17:27:35.689012

この例は,cjlistjobコマンドの引数に指定したバッチサーバでは,2008/4/14 17:27:35.689012に開始したバッチアプリケーションが実行中であることを示しています。