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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


付録B.2 ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成

ローカル呼び出し最適化機能を利用する場合,デフォルトのクラスローダとはクラスローダ構成が異なります。ローカル呼び出し最適化機能は,別のアプリケーションのEnterprise Beanを高速で呼び出すことができる機能です。

ローカル呼び出し最適化機能を使用するには,J2EEサーバ用ユーザ定義ファイル(<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\usrconf\ejb\<サーバ名称>\usrconf.properties)に次の設定をします。

ejbserver.rmi.localinvocation.scope=all

ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成を次に示します。

図B‒2 ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成

[図データ]

各クラスローダの内容を次に示します。

クラスローダの破棄についての注意事項は,「付録B.1 デフォルトのクラスローダ構成」を参照してください。

ポイント

リソースアダプタのロードについて

J2EEリソースアダプタとしてデプロイしたリソースアダプタは,コネクタクラスローダでロードされます。J2EEアプリケーションに含めて使用するリソースアダプタは,アプリケーションクラスローダでロードされます。

注意事項

プロパティにejbserver.rmi.localinvocation.scope=allを設定して実行するときには,次の点に注意してください。

  • J2EEアプリケーションが持つEJB-JARやライブラリJARは同一のクラスローダでロードされるため,同名のクラスはJ2EEアプリケーション間で共有されます。内容の異なる同名クラスが存在する場合は,Javaの仕様上,先にロードされたクラスだけが有効となります。なお,WAR内のクラスはWAR単位に存在するクラスローダによってロードされますので共有の対象外となります。

  • J2EEアプリケーションのEJB-JARやライブラリJARを入れ替える場合は,J2EEアプリケーションを停止したあとにJ2EEサーバを再起動してください。再起動後に有効となります。