Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


18.9.2 実行できるWARアプリケーションの形式

WARアプリケーションは,アーカイブ形式または展開ディレクトリ形式でインポートできます。アプリケーションの形式については,「18.2 実行できるJ2EEアプリケーションの形式」を参照してください。

アーカイブ形式のWARアプリケーション

インポートするWARファイルは,cjimportwarコマンドを実行するユーザの読み込み権限が必要です。

なお,インポート時に指定したWARファイル名は作業ディレクトリ中のディレクトリ名として用いられます。作業ディレクトリのパス長がプラットフォームの上限に達しないようにWARファイル名を指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.1 J2EEサーバの作業ディレクトリ」を参照してください。

展開ディレクトリ形式のWARアプリケーション

展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションは,WARディレクトリというルートディレクトリを作成して,展開ディレクトリ形式のアプリケーションとしてインポートします。WARアプリケーションをインポートすると,WARディレクトリ下にWebアプリケーションなどの構成要素が格納されます。なお,展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションはリモート環境では実行できません。