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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


18.3 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション

この節では,アーカイブ形式によるJ2EEアプリケーションのデプロイについて説明します。

J2EEサーバ上で実行できるアプリケーションの形式の一つに,アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションがあります。アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションは,EJBやサーブレットなどのアプリケーションの実体をJ2EEサーバの作業ディレクトリに持つアプリケーションです。アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションを次の図に示します。

図18‒1 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション

[図データ]

アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションでは,アプリケーションの実体はJ2EEサーバ上にあり,J2EEサーバの作業ディレクトリ下にアプリケーションの構成要素を保持します。

通常,アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションを入れ替える場合には,J2EEサーバ上で動作しているJ2EEアプリケーションの停止,新しいJ2EEアプリケーションのインポート,デプロイなどの作業が発生します。このとき,リデプロイ機能を使用すると,通常のJ2EEアプリケーションの入れ替えに比べて,少ない手順で入れ替えができるようになります。

リデプロイ機能を使用したJ2EEアプリケーションの入れ替えでは,J2EEアプリケーションの属性情報を引き継ぐことができ,J2EEサーバ上で動作しているJ2EEアプリケーションの停止,新しいJ2EEアプリケーションのインポート,デプロイなどの作業が不要になります。リデプロイ機能については,「18.7 J2EEアプリケーションのリデプロイ」を参照してください。

注意事項

アプリケーションのバージョンがJava EE 5以降の場合,EARファイル内のエントリ名にアプリケーションパッケージのルートよりも上位を指定することはできません。指定した場合は,J2EEアプリケーションのインポート時にKDJE42387-Eのメッセージが出力され,エラーになります。