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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


14.10 ManagedThreadFactoryの動作

ManagedThreadFactoryのチューニングプロパティ設定値は,J2EEサーバ起動時にメッセージログに出力されるメッセージKDJE60815-Iで確認できます。

JNDI名の重複や不正値の使用などによって,ManagedThreadFactoryのJNDI名前空間への登録に失敗した場合は,J2EEサーバ起動時にメッセージログにKDJE60816-Eが出力され,スタックトレースが例外ログに出力されますが,J2EEサーバの起動処理は続行します。

ThreadFactory生成されるスレッドは,スレッド名が「<JNDI名>」から始まる名称で,生成された順に通番が付きます。