Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


4.12.1 J2EEサーバの設定

J2EEサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。TP1インバウンド連携機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。簡易構築定義ファイルでの定義を次の表に示します。

表4‒14 TP1インバウンド連携機能を使用するための簡易構築定義ファイルの定義

項目

指定するパラメタ

設定内容

通信に使用するIPアドレス

ejbserver.jca.adapter.tp1.bind_host

TP1インバウンド連携機能の通信(受信および送信)に使用するIPアドレスを指定します。ホスト名も指定できます。

指定がない場合,またはホスト名のアドレスが解決できない場合,システムによって自動的に選択された有効なローカルアドレスが使用されます。

簡易構築定義ファイルおよびパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。