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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)


2.16.1 No-Interface viewの概要

Session Beanは,次の3種類のクライアントからアクセスされます。

No-Interface viewは,ローカルクライアントビューの一つです。EJB 3.1以降で使用できます。

No-Interface viewを使用することで,ローカルビジネスインタフェースの定義が不要になります。アプリケーションでリモートクライアントビュー,ローカルクライアントビューまたはWebサービスクライアントビューのどれも実装していない場合,EJBコンテナによってNo-Interface viewが作成されます。また,アプリケーションでどれかのビューが実装されている場合も,明示的に@LocalBeanアノテーションを指定することで,No-Interface viewが使用できるようになります。Session BeanでNo-Interface viewを使用するための特別なインタフェースを実装する必要はありません。

No-Interface viewを使用すると,Session Beanのすべてのpublicメソッドがクライアントから使用できるようになります。クライアントからNo-Interface viewへの参照は,DIまたはJNDIのルックアップで取得できます。

No-Interface viewは,アプリケーション開始時に作成され,アプリケーションが停止するまで使用できます。

注意事項

クライアントからNo-Interface viewで公開されたメソッドを呼び出す場合,public以外のアクセス修飾子を指定したメソッドは呼び出せません。public以外のアクセス修飾子を指定したメソッドを呼び出した場合は,javax.ejb.EJBExceptionが発生します。