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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


4.1.25 リソースアダプタの設定とは

J2EEサーバ上のJ2EEアプリケーションからデータベースに接続するためには,リソースアダプタを使用します。J2EEサーバでは,データベースのほかに,OpenTP1,SMTPサーバ,JavaBeansリソースなどのリソースが利用できます。リソースの種類によっては,接続にリソースアダプタを使用するものと,リソースアダプタを使用しないものがあります。リソースの種類と接続方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.3.1 リソースへの接続方法」を参照してください。

また,リソースの接続にDB Connectorを使用する場合と,ほかのリソースアダプタを使用する場合で,Connector属性ファイルの取得方法が異なります。DB Connectorを使用する場合は,システムを起動する前にConnector属性ファイルのテンプレートを利用して編集できます。DB Connector以外のリソースアダプタを使用する場合は,システムを起動したあと,Connector属性ファイルを取得し,編集します。また,リソースアダプタのインポートと開始には,サーバ管理コマンドを使用します。サーバ管理コマンドでのリソースアダプタの操作については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4. リソースアダプタの設定」を参照してください。