Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


3.1.3 システムを停止する(GUI利用時)

稼働中の論理サーバおよび運用管理機能を停止して,アプリケーションサーバを停止する手順について説明します。システムの停止には,運用管理ポータルを使用します。なお,リソースアダプタやアプリケーションでは停止操作をしません。論理サーバの停止と同時に停止しておくと,論理サーバの起動と同時に開始できます。

参考

説明で使用する画面,コマンドの参照先,コマンドの格納先については,「5. システムの構築・運用時に使用する画面,コマンドおよびファイル」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 運用管理ポータルの起動とログイン

運用管理ポータルにログイン済みの場合は,「(2) 論理サーバの停止」に進みます。

  1. Webブラウザを起動し,「http://localhost:28080/mngsvr/index.jsp」に接続して,運用管理ポータルを起動します。

  2. [Management Serverへログイン]画面で管理ユーザIDに「admin」を入力して,[ログイン]ボタンをクリックします。

(2) 論理サーバの停止

  1. [運用管理ポータル]画面で[論理サーバの起動/停止]をクリックします。

  2. [サーバビュー]タブで[DefaultDomain]をクリックし,[一括停止]タブをクリックします。

  3. [一括停止]画面で[実行]ボタンをクリックします。

    一括停止要求が受け付けられ,[論理サーバの稼働状況]画面の論理サーバの稼働状況が「稼働中」から「停止中」,「停止」へと遷移します。

(3) 運用管理機能の停止

  1. 運用管理ポータルにログインしている場合は,[ログアウト]アンカーをクリックし,表示されたメッセージを確認して[ログイン画面]をクリックして,Webブラウザを閉じます。

  2. コマンドプロンプトでmngsvrctlコマンドのサブコマンド「stop」を実行し,Management Serverを停止します。

    コマンドの実行例を次に示します。

    mngsvrctl stop -sync
  3. コマンドプロンプトでadminagentctlコマンドのサブコマンド「stop」を実行し,運用管理エージェントを停止します。

    コマンドの実行例を次に示します。

    adminagentctl stop -sync