Hitachi

VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


18.2 オブジェクトインプリメンテーションの動的生成手順

DSIを使用してオブジェクトインプリメンテーションを動的に生成するには,次の手順を実行します。

  1. C++でIDLをコンパイルする場合,-type_code_infoフラグを使用します。JavaでIDLをコンパイルする場合,-dynamic_marshalフラグを使用します。

  2. スケルトンクラスからオブジェクトインプリメンテーションを派生させる代わりに,PortableServer::DynamicImplementation abstractクラス(C++),またはorg.omg.PortableServer.DynamicImplementationインタフェース(Java)からオブジェクトインプリメンテーションを派生させるようにオブジェクトインプリメンテーションを設計します。

  3. invokeメソッドを宣言し,インプリメントします。このメソッドは,VisiBroker ORBがクライアントリクエストをユーザのオブジェクトへ渡すために使用します。

  4. デフォルトのサーバントとして,オブジェクトインプリメンテーション(POAサーバント)をPOAマネージャに登録します。

〈この節の構成〉