17.3.5 _requestメソッドを使用
コードサンプル17-7に,_requestメソッドを使用して,オペレーション名だけを指定してRequestオブジェクトを生成する方法を示します。floatリクエストの生成後,floatリクエストのadd_in_argメソッドを起動すると,入力パラメタアカウント名を追加して,その結果型がset_return_typeメソッドの呼び出しによるオブジェクトリファレンス型となるよう初期化されます。呼び出し後に,メソッドresultに対する結果の呼び出しによってリターン値が抽出されます。アカウントマネージャインスタンスで別のメソッドを起動するには,同じ手順が繰り返されます。その場合,inパラメタとリターン型だけが異なります。
reqのAnyオブジェクトは,希望のアカウントnameによって初期化され,入力引数としてrequestの引数リストに加えられます。リクエストの初期化の最後の手順は,floatを受信するためにresult値を設定することです。