Hitachi

VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


14.8.2 デフォルトネーミングコンテキストの取得(Java)

ORBインタフェースのresolve_initial_referencesメソッドを使用することによって,Javaクライアントアプリケーションをネーミングサービスに接続できます。この機能を使用するには,クライアントの起動時にSVCnamerootパラメタを指定しなければなりません。

例えば,ネーミングコンテキストInventoryを自分のデフォルトネーミングコンテキストとして使用することになっているClientApplicationというJavaアプリケーションを起動するには,次のコマンドを入力できます。

prompt> vbj -DSVCnameroot=\
        NorthAmerica/ShippingDepartment/Inventory    \
        ClientApplication

このサンプルで,NorthAmericaはサーバ名,ShippingDepartment/Inventoryはルートコンテキストから文字列化された名前です。

vbjコマンドを使用するときは,すべての-DプロパティをJavaクラス名の前に指定しなければなりません。