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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


14.4.2 nsutilの実行

ネーミングサービスユーティリティはすべてのCosNamingオペレーションと二つの追加コマンドをサポートします。サポートしているCosNamingオペレーションを表14-3に示します。

表14‒3 nsutilでサポートしているCosNamingオペレーション

cmd

パラメタ

bind

name objRef

bind_context

name objRef

bind_new_context

name ctxRef

destroy

name

list

name*

new_context

なし

rebind

name objRef

rebind_context

name ctxRef

resolve

name

unbind

name

追加のnsutilコマンドを表14-4に示します。表14-4のコマンドを実行するにはスマートエージェントを起動する必要があります。スマートエージェントの起動については,「4.7.1 スマートエージェントの起動」を参照してください。

表14‒4 nsutilの追加コマンド

cmd

パラメタ

説明

ping

name

文字列化されたnameを解決し,オブジェクトが活性であるかどうかを調べるためにオブジェクトとコンタクトします。

shutdown

factory_name

コマンドラインから正しい手順でネーミングサービスをシャットダウンします。factory_nameはネーミングサービスの起動時に指定した名前です。

このコマンドの起動では初期コンテキストを設定しておく必要はありません。

nsutilコマンドからオペレーションを実行するには,オペレーション名とそのパラメタを<cmd>パラメタとして設定してください。例を次に示します。

prompt>nsutil -VBJprop ORBInitRef=NameService=file://ns.\
       ior resolve myName <factory_name>