12.8 すべてのオブジェクトとサービスの報告
スマートファインダ(osfind)コマンドは,スマートエージェント(osagent)と連携して,現在ネットワーク上で使用可能な次の情報を報告します。
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スマートエージェントが動作するホストおよび数
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Borland Enterprise Server VisiBrokerオブジェクト
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オブジェクト活性化デーモン(OAD)が動作するホストおよび数
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オブジェクト活性化デーモンに登録されたオブジェクト
接続したスマートエージェントが保持する情報が使用できないスマートエージェントの場合には,ObjLocation::Fail例外を表示します。
- 構文
osfind [options]
osfindコマンドでは表12-2に示すオプションが有効です。オプションを指定しないと,osfindはドメイン内のすべてのエージェント,OAD,およびインプリメンテーションをリスト表示します。
コードサンプル12-7は,osfindコマンドの出力例を示しています。
- コードサンプル12-7 osfindコマンドの出力例
prompt>osfind osfind: Found one agent at port 14000 HOST: HostA osfind: Found 1 OADs in your domain HOST: HostA osfind: Following are the list of Implementations registered with OADs. HOST: HostA REPOSITORY ID: IDL:Bank/Account:1.0 OBJECT NAME: Jack B. Quick osfind: Following are the list of Implementations started manually. HOST: HostA REPOSITORY ID: IDL:visigenic.com/Activation/OAD:1.0 OBJECT NAME: 172.17.113.31