12.5.3 agentaddrファイルによるホストの指定
「12.3 異なるローカルネットワーク上のスマートエージェントの接続」で述べたように,クライアントプログラムまたはオブジェクトインプリメンテーションは,UDPブロードキャストメッセージを使用しないでスマートエージェントを探すために,agentaddrファイルを使用できます。スマートエージェントを実行している各ホストのIPアドレスか完全に修飾されたホスト名を収納したファイルを作成したあと,このファイルのパスをポイントするようにOSAGENT_ADDR_FILE環境変数を設定してください。クライアントプログラムまたはオブジェクトインプリメンテーションにこの環境変数が設定されていれば,VisiBroker ORBはスマートエージェントが見つかるまで,このファイル内の各アドレスをトライします。これは,ホストを指定する機能の中で最も優先度が低い機能です。このファイルが指定されないと,$VBROKER_ADM/agentaddrファイルが使用されます。
- 注
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agentaddrファイルに日本語や2バイトコード文字を含むホスト名を指定しないでください。指定した場合,日本語や2バイトコード文字を含むホスト名のosagentには接続されません。