7.4.3 オブジェクトの暗黙的な活性化
- 〈この項の構成〉
(1) C++の場合
ImplicitActivationPolicy::IMPLICIT_ACTIVATION,IdAssignmentPolicy::SYSTEM_ID,およびServantRetentionPolicy::RETAINを設定してPOAを活性化した場合,あるオペレーションでサーバントを暗黙的に活性化できます。暗黙的な活性化は次のメソッドで行えます。
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POA::servant_to_referenceメソッド
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POA::servant_to_idメソッド
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_this()サーバントメソッド
POAにObjectIdUniquenessPolicy::UNIQUE_IDを設定すると,非アクティブなサーバントに対して上記のオペレーションのどれかを行った場合に暗黙的な活性化ができます。
POAにObjectIdUniquenessPolicy::MULTIPLE_IDを設定すると,たとえサーバントがすでにアクティブでも,servant_to_referenceオペレーションとservant_to_idオペレーションは常に暗黙的な活性化を行います。
(2) Javaの場合
ImplicitActivationPolicy.IMPLICIT_ACTIVATION,IdAssignmentPolicy.SYSTEM_ID,およびServantRetentionPolicy.RETAINを設定してPOAを活性化した場合,あるオペレーションでサーバントを暗黙的に活性化できます。暗黙的な活性化は次のメソッドで行えます。
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POA.servant_to_referenceメソッド
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POA.servant_to_idメソッド
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_this()サーバントメソッド
POAにObjectIdUniquenessPolicy.UNIQUE_IDを設定すると,非アクティブなサーバントに対して上記のオペレーションのどれかを行った場合に暗黙的な活性化ができます。
POAにObjectIdUniquenessPolicy.MULTIPLE_IDを設定すると,たとえサーバントがすでにアクティブでも,servant_to_referenceオペレーションとservant_to_idオペレーションは常に暗黙的な活性化を行います。