4.2.1 IDLでのAccountインタフェースの記述
IDLはC++と似た構文を持ち,モジュール,インタフェース,データ構造などの定義に使用できます。
IDLサンプル4-1は,サンプルbank_agentのBank.idlファイルの内容です。Accountインタフェースは,現在の残高を取得するためにC++で一つのメソッド,Javaで一つのメソッドを提供します。AccountManagerインタフェースは,ユーザのアカウントが存在しなければそれを生成します。
- IDLサンプル4-1 Bank.idlファイルはAccountインタフェース定義を提供する
module Bank{ interface Account { float balance(); }; interface AccountManager { Account open(in string name); }; };