3.2.6 システムプロパティ(Javaの場合)
-Dを使って定義したプロパティは,JavaVMによってシステムプロパティとして設定されます。
vbj -Dvbroker.agent.port=15000 Server
-Dの代わりに,次の形式でも指定できます。
-J-D<name>=<value> -VBJprop <name>=<value>
コマンドラインの引数と異なる形式を使用できるのは,VisiBrokerではなくJavaVMによって構文解析されるためです。環境変数とレジストリの設定はシステムプロパティに変換され,JavaVMに渡されます。
- 注
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VisiBroker ORBが提供するvbjコマンドやネーミングサービス(nameservプロセス)などを使用しないで,JavaコマンドによってJavaアプリケーションを起動した場合は,環境変数とレジストリの設定からシステムプロパティへの変換は行われません。