2.2 コマンドの入力形式
コマンドの入力形式を次に示します。
コマンド名 [引数…]
各項目について説明します。なお,コマンドプロンプトを「$」,コマンド名を「cmd」と表記します。
コマンド名
実行するコマンドのファイル名を指定します。
空白を含むパスを指定してコマンドを実行する場合,パス全体を" "で囲む必要があります。
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誤った指定例:$ C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\CC\server\bin\cmd
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正しい指定例:$ "C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\CC\server\bin\cmd"
引数
引数には,オプションも含まれます。オプションの入力形式および指定規則を次に示します。
- オプションの入力形式
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オプションは,「-」(ハイフン)で始まる文字列です。オプションの入力形式には,オプション引数を指定しない形式と,1個のオプション引数を指定する形式があります。
- オプション引数を指定しない形式
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$ cmd -オプションフラグ
- 1個のオプション引数を指定する形式
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$ cmd -オプションフラグ<スペースまたはタブ>オプション引数
- (凡例)
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オプションフラグ
1文字の半角英数字です。大文字と小文字が区別されます。
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オプション引数
オプションフラグに対する引数です。
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- オプションの指定規則
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オプションフラグは,1つの「-」(ハイフン)にまとめて指定できません。
誤った指定例:$ cmd -abc
正しい指定例:$ cmd -a -b -c
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オプション引数を必要とするオプションフラグのオプション引数は,省略できません。
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オプションフラグとオプション引数の間には,スペースまたはタブが必要です。
誤った指定例:$ cmd -afile
正しい指定例:$ cmd -a file
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同じオプションフラグは,複数指定できません。
誤った指定例:$ cmd -a 1 -a 2
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オプション引数に空白を含む場合,オプション引数全体を""で囲む必要があります。
誤った指定例:$ cmd -a file 1
正しい指定例:$ cmd -a "file 1"
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