1.10.1 設定ダイアログ(検証・パッケージングの動作設定)
検証・パッケージングの動作のうち,いくつかの項目を変更できます。設定ダイアログは次の方法で開きます。
- 方法
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Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
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ダイアログ左側から[HCSC-Definer]−[検証/パッケージング]を選択します。
検証・パッケージングの動作設定画面がダイアログ右側に表示されます。
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各要素の設定について,次に説明します。
(1) Javaソースビルドに関する設定
Javaクラスに関する次の設定を変更できます。設定変更を反映させるには,設定ダイアログの[適用]ボタン,または[Apply and Close]ボタンをクリックします。
- [ビジネスプロセスの検証・パッケージング時に必ずビルドする]
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検証・パッケージング実行時にJavaクラスのビルド結果を最新にします。推奨設定は,[ビジネスプロセスの検証・パッケージング時に必ずビルドする]がチェックされている状態です。09-70以前の動作にする場合は,[ビジネスプロセスの検証・パッケージング時に必ずビルドする]のチェックを外してください(非推奨)。
- [src ディレクトリ以下にある Java ソースのビルドエラーを検証メッセージとして出力する]
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検証・パッケージング実行時に,Javaクラスのエラーを出力します。推奨設定は,[src ディレクトリ以下にある Java ソースのビルドエラーを検証メッセージとして出力する]がチェックされている状態です。09-70以前の動作にする場合は,[src ディレクトリ以下にある Java ソースのビルドエラーを検証メッセージとして出力する]のチェックを外してください(非推奨)。
チェックありとチェックなしの動作を次に示します。
動作項目
チェックあり
チェックなし
エラー検出実行条件
検証対象のビジネスプロセスにJava呼出アクティビティがある
検証対象のビジネスプロセスにJava呼出アクティビティがある
エラー検出範囲
srcディレクトリ以下のすべてのJavaクラス
Java呼出アクティビティの「Javaクラス名」に設定されているJavaクラスだけ
(2) Java呼出アクティビティに関する設定
Java呼出アクティビティに関する検証項目の検証レベルを設定できます。設定変更を反映させるには,設定ダイアログの[適用]ボタン,または[Apply and Close]ボタンをクリックします。
- [強化された Java クラス検証項目]
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推奨設定は[エラー]です。09-70以前の動作にする場合は,[警告]を設定してください(非推奨)。次の表の内容を検証します。
項番
検証内容
1
Java呼出アクティビティの「Java クラス名」に指定されているクラスが,HCSCTEプロジェクトのclassesディレクトリ内に存在するか。
2
Java呼出アクティビティの「Java クラス名」に指定されているクラスが,次の個所に1つだけ存在するか。
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HCSCTEプロジェクトのclassesディレクトリ
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HCSCTEプロジェクトのlib内のJARファイル内
3
Java呼出アクティビティの「Java クラス名」に指定されているクラスが,専用インターフェース(jp.co.Hitachi.soft.csc.bp.receiver.ejb.CustomClassInterfaceM,またはjp.co.Hitachi.soft.csc.bp.receiver.ejb.CustomClassInterface)を実装しているか。
4
項番3の検証に必要なクラス,またはインターフェースが存在するか※。
5
Java呼出アクティビティの「引数用割当変数」に2個以上の変数が設定されていて,かつJava呼出アクティビティの「Java クラス名」に指定されているクラスがjp.co.Hitachi.soft.csc.bp.receiver.ejb.CustomClassInterfaceMを実装しているか。
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(3) 検証アクティビティに関する設定
検証アクティビティに関する検証項目のレベルを設定できます。設定変更を反映させるには,設定ダイアログの[適用]ボタン,または[Apply and Close]ボタンをクリックします。
- [検証する変数が未設定]
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検証アクティビティに変数が設定されていないときの動作を指定します。推奨設定は[エラー]です。09-70以前の動作にする場合は,[警告]を設定してください(非推奨)。