付録C.2 電文の実行履歴の管理に関するテーブルの情報
電文履歴の管理には,ここに示すテーブルの使用は推奨しません。代替としてユーザ電文トレース機能を使用してください。
- 〈この項の構成〉
(1) テーブルの情報
電文履歴の管理にテーブルを使用する場合,次に示すテーブルがクラスタごとに必要です。
-
実行履歴情報テーブル
(a) 実行履歴情報テーブル
- ●CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブル
-
CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブルの内容を次に示します。
項番
列名
説明
HiRDB型
ORACLE型
インデクスの有無
NULL値
UNIQUE属性
1
MESSAGE_ID
メッセージごとに付与するUNIQUEな識別子
-
CSC+HCSCサーバ名+現在時刻(ミリ秒)+通番
VARCHAR(75)
VARCHAR2(75)
あり
可
なし
2
MESSAGE_ID_CSC_MSG
HCSCサーバ内のメッセージング基盤のメッセージを識別するためのUNIQUEな識別子
-
MSG+HCSCサーバ名+受付種別+現在時刻(ミリ秒)+通番
VARCHAR(84)
VARCHAR2(84)
なし
可
なし
3
REQUEST_CSC_SERVER_NAME
要求を受け付けたHCSCサーバ名
VARCHAR(8)
VARCHAR2(8)
なし
可
なし
4
HISTORY_KIND_DIRECTION
実行履歴採取方向
Service Request Direction/Service Response Direction/Service Error/Service Fault
VARCHAR(26)
VARCHAR2(26)
なし
可
なし
5
TIME_STAMP
実行履歴を採取した時刻(ミリ秒単位)タイムスタンプ
TIMESTAMP(4)
NUMBER(20,0)
なし
可
なし
6
REQUEST_SYNCHRONOUS_KIND
リクエスト側のプロトコルWebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ
VARCHAR(16)
VARCHAR2(16)
なし
可
なし
7
SERVICE_REQUEST_TYPE
サービスリクエスタの種類
-
ClientProgram(クライアントプログラム)
-
BusinessProcess(ビジネスプロセス)
VARCHAR(24)
VARCHAR2(24)
なし
可
なし
8
REQUEST_USER_TEL_TYPE
要求ユーザ電文の種類を示す種別
XML/BINARY/ANY
VARCHAR(8)
VARCHAR2(8)
なし
可
なし
9
RESPONSE_USER_TEL_TYPE
応答ユーザ電文の種類を示す種別
XML/BINARY/ANY
VARCHAR(8)
VARCHAR2(8)
なし
可
なし
10
SERVICE_NAME
リクエスタからの入力サービス名(リクエスト要求先サービス部品)
MVARCHAR(64)
NVARCHAR2(64)
なし
可
なし
11
CLIENT_ID
クライアントプログラムが指定したメッセージを識別するための相関識別子
VARCHAR(255)
VARCHAR2(255)
あり
可
なし
12
SERVICE_OPERATION_NAME
同期(Webサービス)の場合に必要なサービス部品のオペレーション
WSDLのOperation <wsdl:operation>
MVARCHAR(255)
NVARCHAR2(255)
なし
可
なし
13
REPLY_TO_QUEUE_NAME
非同期(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))の場合の応答を受け取るためのキューの名称
VARCHAR(30)
VARCHAR2(30)
なし
可
なし
14
ADAPTER_NAME
サービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスID
VARCHAR(8)
VARCHAR2(8)
なし
可
なし
15
ADAPTER_SERVICE_NAME
サービス名
-
サービスアダプタのサービス名
-
ビジネスプロセスのサービス名
-
サービスグループ名
MVARCHAR(64)
NVARCHAR2(64)
なし
可
なし
16
ADAPTER_CLUSTER_NAME
サービスアダプタが属するクラスタの情報
VARCHAR(8)
VARCHAR2(8)
なし
可
なし
17
ADAPTER_KIND
サービスアダプタ側のサービス部品の種類
ServiceAdapter/BusinessProcess/ServiceGroup
VARCHAR(32)
VARCHAR2(32)
なし
可
なし
18
ADAPTER_SYNCHRONOUS_KIND
アダプタ先のサービス部品のプロトコル
WebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ/Custom
VARCHAR(16)
VARCHAR2(16)
なし
可
なし
19
INTERLOCK_CSC_PROTOCOL
連携HCSCサーバへ転送する際のプロトコル
WebService/SessionBean/MDB_WSR
VARCHAR(32)
VARCHAR2(32)
なし
可
なし
20
MESSAGE_ID_CSC_BP_ACTIVITY
ビジネスプロセスのアクティビティ番号(ビジネスプロセスアクティビティインスタンスを識別するための番号)
値なし:-1
INTEGER※1
NUMBER(10,0) ※2
なし
可
なし
21
MESSAGE_ID_CSC_BP_PROCESS
ビジネスプロセスのプロセスID
MVARCHAR(240)
NVARCHAR2(240)
なし
可
なし
22
CSC_BP_REQUEST_TYPE
ビジネスプロセス用要求タイプ
-
REPLY_AFTER:reply後の継続実行要求
-
RECOVER:プロセス再実行の要求
-
WAIT_AFTER:wait後処理の実行要求
VARCHAR(32)
VARCHAR2(32)
なし
可
なし
23
JMS_HEADER_JMS_MESSAGE_ID
JMSヘッダ
-
JMSMessageID
VARCHAR(255)
VARCHAR2(255)
なし
可
なし
24
JMS_HEADER_JMS_CORRELATION_ID
JMSヘッダ
-
JMSCorrelationID
VARCHAR(255)
VARCHAR2(255)
なし
可
なし
25
ROUTE_HISTORY
経路履歴として通過した情報
(<HCSCサーバ名>または<サービスID>を「->」でつないだ文字列で表示)
VARCHAR(255)
VARCHAR2(255)
なし
可
なし
26
ERROR_CODE
サービス部品,ビジネスプロセス,またはサービスアダプタからのエラー(Fault)情報
MVARCHAR(4000)
NVARCHAR2(1333)
なし
可
なし
27
USER_TEL_ORG_BINARY
ユーザ電文本体
BINARY(2147483639)
LONG RAW
なし
可
なし
28
OPTION1
予備1
BINARY(2000)
RAW(2000)
なし
可
なし
29
OPTION2
予備2
BINARY(2000)
RAW(2000)
なし
可
なし
30
OPTION3
予備3
BINARY(2000)
RAW(2000)
なし
可
なし
-
(2) インデクスの情報
テーブルに付与するインデクスの情報について,次に示します。
-
CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブルのインデクス
項番
インデクス名
UNIQUE属性
インデクス中の順位
カラム名
1
CSCMSG_<individualname>_EXECHISTORY_I
なし
1
MESSAGE_ID
2
2
CLIENT_ID