7.4.9 アカウント情報管理コマンドのメッセージログ
次に示すアカウント情報管理コマンドを実行すると,アカウント情報管理コマンドのメッセージログに実行時の情報(通知・エラーなど)がメッセージとして出力されます。
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csahttpuseraddコマンド(HTTPアダプタのベーシック認証で使用するアカウント情報の登録・更新)
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csahttpuserdelコマンド(HTTPアダプタのベーシック認証で使用するアカウント情報の削除)
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csahttpuserlsコマンド(HTTPアダプタのベーシック認証で使用するアカウント情報の表示)
アカウント情報管理コマンドのメッセージログを参照することで,過去に実行したコマンドの障害情報や稼働情報を確認できます。
ここでは,出力されたアカウント情報管理コマンドのメッセージログの確認方法について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) アカウント情報管理コマンドのメッセージログの出力先
アカウント情報管理コマンドのメッセージログの出力先およびログファイル名を次に示します。
<アカウント情報管理コマンド定義ファイルのauthinfo.command.messagelog.filepathプロパティで指定したパス>\adphttpcommand<面数>.log
ログファイルの情報は,アカウント情報管理コマンド定義ファイルの次に示すプロパティで設定できます。
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authinfo.command.messagelog.filenum(ログファイルの面数)
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authinfo.command.messagelog.filesize(ログファイルのサイズ)
(2) アカウント情報管理コマンドのメッセージログの出力形式
アカウント情報管理コマンドのメッセージログの出力形式を次の図に示します。
(3) アカウント情報管理コマンドのメッセージログの出力内容
アカウント情報管理コマンドのメッセージログに出力される内容を次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
番号 |
コマンドのメッセージログの出力通番が表示されます。 |
日付 |
コマンドのメッセージログの取得日付がyyyy/mm/ddの形式で出力されます。 |
時刻 |
コマンドのメッセージログの取得時刻がhh:mm:ss.SSSの形式で出力されます。 |
製品ID |
製品を特定するための識別子として,HTTPアダプタを示す「ADPHTTP」が出力されます。 |
pid |
プロセスを識別するためのIDが出力されます。 |
tid |
スレッドを識別するためのIDが出力されます。 |
メッセージID |
メッセージIDが「KDECnnnnn-X」の形式で出力されます。 |
メッセージテキスト |
メッセージの内容が出力されます。 |
CRLF |
レコードの終端符号が出力されます。 |