5.3.37 HTTP Serverを停止する
HTTP Serverの停止方法には,通常停止と計画停止があります。
- 通常停止
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リクエスト処理の実行中に停止処理が行われた場合,リクエスト処理の終了を待たないでHTTP Serverを停止します。リクエスト処理の終了を待たないでHTTP Serverを停止するため,処理中のリクエストの処理は保証されません。
- 計画停止
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リクエスト処理の実行中に停止処理が行われた場合,リクエスト処理の終了を待ってからHTTP Serverを停止します。リクエスト処理の終了を待ってからHTTP Serverを停止するため,処理中のリクエストの処理は保証されます。
デフォルトは計画停止が設定されています。設定を変更したい場合は,HCSC-Manager定義ファイルのcscmng.server.<HCSCサーバ名>.hws.svstopパラメタで設定します。また,計画停止の場合は,HTTP Server計画停止時のタイムアウト値も設定できます。タイムアウト値は,HCSC-Manager定義ファイルのcscmng.server.<HCSCサーバ名>.hws.svstop.timeoutパラメタで設定します。
HCSC-Manager定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.3 HCSC-Manager定義ファイル」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 停止方法
HTTP Serverを停止するには,運用環境でcscsvstopコマンドを実行します。-logicalオプションにHTTP Serverの論理サーバ名を指定して実行します。
cscsvstopコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvstop(HCSCサーバの停止)」を参照してください。
cscsvstopコマンドの実行形式を次に示します。
cscsvstop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -logical <HTTP Serverの論理サーバ名>