5.3.24 サービス部品の接続先を変更する
運用環境では,サービスアダプタの接続先情報を変更できます。
サービス部品の接続先を変更する前提条件と変更方法について次に説明します。
(1) 前提条件
サービス部品の接続先を変更するには,次の条件を満たす必要があります。
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HCSCサーバが起動状態であること
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
(2) 変更方法
サービス部品の接続先を変更する手順を次に示します。
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サービスアダプタを停止します。
csccompostopコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているサービスアダプタを一括して停止します。
サービスアダプタの停止方法については,「5.3.35 サービスアダプタを停止する」を参照してください。
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サービスアダプタを削除します。
csccompoundeployコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているサービスアダプタを一括して削除します。
サービスアダプタの削除方法については,「3.3.1 サービスアダプタを削除する」を参照してください。
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サービス情報を取得および更新し,サービスの接続先を変更します。
サービス情報の取得および更新方法については,「3.1.6 サービス情報を変更する」を参照してください。
なお,サービス部品の接続先を変更する場合,サービス情報の更新で,サービス情報変更定義ファイルの次のパラメタの値を変更してください。サービス情報変更定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.10 サービス情報変更定義ファイル」を参照してください。
- SOAPアダプタの場合
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
- SessionBeanアダプタの場合
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL <クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookupName=ルックアップ名
- MDB(WS-R)アダプタの場合
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=サービスアダプタのメッセージ送信先URL <クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名
- MDB(DBキュー)アダプタの場合
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名
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サービスアダプタを配備します。
csccompodeployコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに,サービスアダプタを一括して配備します。
サービスアダプタの配備方法については,「3.1.8 サービスアダプタを配備する」を参照してください。
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サービスアダプタを開始します。
csccompostartコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているサービスアダプタを一括して開始します。
サービスアダプタの開始方法については,「5.3.6 サービスアダプタを開始する」を参照してください。